ADDだけど寝る

アラフォーにして、ADDが判明。
よく気の利くキレイ好きなしっかり者の女性になりたかったけどなれなかった。
ADDな自分をふまえて、過去と今を考察してみる。

自責の念

よく駐車場で迷子になります。



ADHD、自閉症スペクトラム、どちらも発達障害とくくられます。

その中で、二つの違いとなる“人の気持ちが分かるか”について少し考えてみました。


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たとえば、ADHDの場合は、自分の衝動的な行動が周囲に迷惑をかける、不快な思いをさせるということが理解できています。


一方の自閉症スペクトラムの場合は、他者の考えや心情をくみ取る「社会的認知能力」が低いため、相手にどう思われているかということには気がまわりません。


つまり、ADHDは「いけないこととわかっていながらやってしまう」のに対し、自閉症スペクトラムは「わからないからやってしまう」ということができます。

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このような違いです。


上記の文は

http://susumu-akashi.com/2015/01/adult-adhd/

こちらのサイト様よりお借りしました。


先に一言。

どっちが辛いのかと言えば、どっちも辛いです。

辛い気持ちに優劣はありません。


ただ、ブログ的にADHD、ADDを考察してみます。


ADHDの人との人間関係の特徴で、人の気持ちを理解出来ないとたまーに見かけます。

恐らく、衝動性から何か思いついた事を口走ってしまうのだと思います。

ただ、人の気持ちが分からない、のとは違うと私は思っています。


上記サイトにもあるように、誰かに迷惑をかける、不快にさせるというのは自覚しています。

そしてその度に日本海溝より深く、マントルに到達する勢いで反省、自己嫌悪で自分を責めまくります。

が、とりあえずここは置いておいて、少し昔の職場のお話をします。


その職場の同僚達はみんな歳も違うし、得意分野も違うし、当然それぞれ個性があります。

今から思い返すと、その中にADHDだったんだろうな、と思う人がいます。

2人例として挙げてみます。

(自分を例にするのは説得力無いと思うので)


A君、とにかく天然、天然最強、ヘタレキャラ、いつもヨレヨレのシャツ、机は散らかしっぱなし。


B君、何度も同じ事でミスを繰り返す。いつもシャツとネクタイが曲がっている。とても誠実で優しい。


二人共みんなに慕われていました。

A君が何かミスをすれば、そのヘタレキャラと相まってその場は爆笑の渦。

カオナシのように「あっ、あっ……」と言いつつ「でももっと俺の凄いの見たいんだろ」と返してくる。

いやでも、ヘタレじゃん?

そんな突っ込みされつつ、A君の周りはいつも笑い声が耐えなかった。

多分、私が一番ツボってた。


対してB君、毎回同じミス。

それほど致命的では無いけれど、後で処理が必要なミス。

誰しも一度は経験するようなミスなので、強く言われる事はありませんでしたが、その度に青ざめて「申し訳ありません!」を繰り返していました。

失敗を繰り返す自分が辛かったんだと思います。

当然、毎回毎回確認はしているのですが、それでも少し気が抜けるとミスしてしまう。

真面目なB君は、それはそれは自分を責めていたと思います。


A君はそのキャラを活かして過ごしてましたが、問題はB君。

余りにもミスが多いので、その仕事をやらせるな! と上司からリーダーに命令が入った位です。


でも、でもですよ。

B君が仕事を誰よりも頑張って、その成果を楽しそうに話をする姿を見て、仕事をさせないようにしようとする意見に反対する人もいました。

この話は一部の人達にだけ下りてきていて、B君本人には届いていません。

なんとなく、B君の性格を考えると、より一層自分を責めて他の仕事でもミスしたり、精神的に追い込んでしまって、B君のいい所まで潰してしまうような気がしました。

同じ事を思っていた同僚Cから、何とかならないかな、と話を受け、リーダーに連絡を取りました(当時、私はサブリーダーだった)

上の内容を話し、出来ないならやるな、じゃなくて、できるまでやろう、と方向を変えてもらいました。

とにかく、責任感が強く自己嫌悪に襲われてるB君にトドメを刺すのは、例えこの仕事を辞めたとしても、また失敗する恐怖で出来ることもできなくなってしまうかもしれない。

そこまで私達がB君の人生を潰していいのかと、そんな風に思いました。

分かってるのにできない。

分かってるのに迷惑かけてしまう。

この恐怖って、本当に怖いんです。


その後、B君のミスは時々ありましたが、かなり減りました。

もともと、お客様対応、商品知識、人間性、その辺りはB君エリートでしたから、一安心。


長々と書きましたが、ADHD、発達障害、物騒な名前が付いていますが、みんなから愛されて、みんなに優しくする術は持っています。


感情が鈍くなっている訳ではないので、普通に悲しむし傷つきます。

もちろん、相手の立場になって考えたら悲しいかな、嬉しいかな、そういう事もちゃんと分かります。

そして、友達を作り、ワイワイ飲み会して、仕事で成果が上がれば喜び、悩みがあれば相談し、どこにでもある風景を過ごせます。

むしろ、ユニークな人が多いです。


人の気持ちが分からない訳ではありません。

ADHDだからこうなんだ! なんて主張して得を求めるのは多分、もともとの性格です←言っちゃった(´>∀<`)ゝ


接客業をしていると、時に唖然とするモンスタークレーマーが来ますが、あちらの方がよっぽどタチが悪いです。

私でさえ「それ本気で言ってるの!? 頭大丈夫!?」と思います。



んー、だんだん話が逸れそうだ󾭛


今まで普通に友達で付き合っている人がいて、「実はADHDなんだ」と言われて態度変えますか?


それは止めて欲しいです。

アナタと友達として楽しく過ごしている時間にADHDの症状は関係ありましたか?

ADHDという障害が発覚して何か変わるものがありますか?


嫌な思いをした人もいるかもしれません。

その理由は本当にADHDのせいなのか、考えてみてください。

あ、遅刻魔とか提出物出し忘れとか、その辺りは…………………、ごめんなさい(;ω;)


それと、性格の不一致は論外で。

受験旅行(ビロウな話)

最近のマイブーム


塩パン



塩パンうめぇww





昨日、受験旅行について書きまして、また少し触れようかと思ったのですが。

当時を思い出していたら、余計な事まで思い出してしまいました。

夜のテンションではっちゃけて、翌日後悔するのはよくある事。

我に返ったら、今回の記事消すかもしれません。

ホラ、私って一応まだ嫁入り前じゃん?

見てくれはBBAでも、心は少年じゃん?


例により注意喚起。


以下【超絶汚注意】



さて、受験旅行最中の電車内で私は本を読んで時間を潰していました。

その時は原田宗典さんのエッセイを読んでいました。

『東京困惑日記』

このタイトルと今日の記事のタイトルが結びついた方、それです。


このエッセイの『ビロウな話』を電車の中で読んでまして、笑いが止まらなくて、周りを気にしつつそっとじした思い出。

原田宗典さんの、ウンチョスがこんにちは! のお話です。

(原田宗典さんのエッセイはどれも面白いのでご興味ある方はどうぞ)


そんな事を思い出していると、私にもそんなビロウな話がありました。

しかも、子供の頃ではなくほんの五年前。



それは冬の寒い日の仕事帰り。

仕事の定時は23時。

終電間近に最寄り駅に到着しました。

外気の寒さに身体が震え、暖まろうと駅近くのファミレスへ。


何を食べたか覚えておりませんが、生き返ったように内から温かくなりました。

明日も仕事だし、もう帰ろうと席を立つ時に下半身にかすかなウンチョス君の存在感。

気にもとめない程度で、 家に帰った頃にちょうどいいかな、と思っていました。


ファミレスから家まで徒歩約20分。

通い慣れた道なので、20分でも遠く感じませんでした。


歩き始めると、いつもは比較的大人しいウンチョス君が自己主張を始めてきました。

今まで似たようなタイミングでウンチョス君の存在を感じる事はありましたが、家に帰るまでいい子で待っていてくれたのに。

その時のウンチョス君はいつもと違って野生的だった。


(こ、これは、マズいかも)

(早くどこかのコンビニに行こう)


いつになく早歩きで急ぐものの、ウンチョス君の野生は止まらなかった。


(コンビニあそこだ! え、暗い)

(て、こんな時に限って改装中!?)


近いコンビニは数日前から改装工事してました。


(くっそ! くっそォォォ!!)

(店長出せ! 今すぐ私の為に開けろやァァァ!!)


生理現象に追い詰められると、人も野生化するんですね。

もちろん、心で思うだけですが。


帰路の3分の1を過ぎた頃に、最初の限界が迫ってきました。

生まれて始めてな位に*を全力で絞め上げる。

そうすると歩き方がチョコチョコとなるのですが、悟られないように顔はポーカーフェイスで。


コンビニを諦め、次に希望を持ったのが百均。

仕事帰りによく寄っているこの百均に貸し出せるトイレがあるかもしれない!

藁をもすがる気持ちで、百均に入りました。

この時は、身体が脈打つと共にウンチョス君も出口を求めて脈打ち、私を苦しめてきた。


百均に入り狭い店内を見回しましたが、お客様用のトイレ入口見当たらず。


(無いのか! ここには神は居ないのかァァァァァ!!)


お店を出ようとすると、目に付いたのが牛乳。


(あ、今牛乳切れてた)


余計な時に余計な事を思い出す。

私は毎朝コーヒーに牛乳を入れてパンと共に朝食をとります。

その牛乳が切れていた。


(…………)

(………………)

(……………………買おう)


ここで買っても買わなくてもきっと1分位の差。

どちらにしろ限界が目の前に迫っていている。

もしウンチョス君に屈してしまうなら、牛乳ある無し関係ない。


私は牛乳をレジへ持っていった。


買いながら

(1秒前も我慢できていた。そして1秒後も我慢できている。1秒ずつ我慢すれば家に着ける!)

という、歪んだアキレスと亀理論をあてがっていました。


そして、お金を払い牛乳の入った買い物袋を手にした時。


∑(.;゚;:益:;゚;.)ウホァ!!


まだです。

まだこんにちは!(この場合はこんばんは! でしょうか)していません。

しかし、牛乳程度の重みでさえ、ウンチョス君との戦いでは不利になるのです。


さっきまでギリギリ

コロナこーモン筋力=ウンチョス君の野生

だった力関係が、わずかに

コロナこーモン筋力≦ウンチョス君の野生

になりかけていたのです。


(ヤバイ、ヤバイ! ヤバイヤバイヤバイ!!)

(とりあえず早くお店出て、買い物袋下ろそう)


お店を出て、腕にかかる買い物袋を下ろそうとした瞬間。


ウンチョス君「こんばんはこんばんはこんばんはこんばんはこんばんはこんばんは!!」


(・ω・)←信じたくない


(・ω・)←信じたくない


(・ω・)←信じたくない


(゜∇、°)←諦めた




負けた…………


私は、ウンチョス君に敗北してしまった……



その日、私はストッキングにスカート、ロングのダウンジャケットを着ていまして、幼稚園で使うねんど程度の硬さのウンチョス君はその場で広がるだけで、下に流れてくる事も無く道行く人にバレずに済みました。

臭いは、知らん。


家に着き、ウンチョス君お掃除と汚れたものを袋にまとめてお風呂に入りました。


コロナ、30代前半の出来事。


生理現象、侮るなかれ。

受験旅行

わが家のアンモニャイト





なんか美味しそう(*´Δ`*)




高校時代の受験のお話。


憂鬱な受験勉強は受験そのものを以て終了となります。

正確には受験勉強と言うより、受験勉強できないプレッシャーと言う方が正確かもしれません。



私にとって大学へ行くのは専門の勉強が出来るのはもちろん、重苦しい家から逃げられるという意味合いも強かったです。

とにかく、いろいろ限界でした。

受験で選んだ大学も家から通えない距離の場所しか候補に入れませんでした。


結局、自分だけを守りたかったんです。

この辺りはまた後で書けるときに……



受験そのものは、実はあまり記憶に残っていません。

そんなに嫌だったのか。


いいえ、受験の為に1人ホテルに泊まるのが余りにも楽しかったからです。


ホテルは高校を通して旅行会社が用意してくれた場所だったので、今から考えるといいお値段の所。

当時は一泊料金の相場も知らず、用意されたままのホテルにお泊まりです。



田舎者コロナは、まず特急の指定席にワクワク。

乗り換えの電車に乗れなくても、次の電車がすぐ来るのにワクワク←地元は1時間に電車一本

ホテルに着いたら、荷物持ってくれるなどのサービスにワクワク。

食事が豪華でワクワク。


田舎者丸出しです。


そして、部屋に入って1人になった時の開放感!!

本気で感動しました。


ひゃっっほー♪

私今、めちゃめちゃ自由だ!!


荷物置いて、ベッドにドサー=三c⌒っ゚Д゚)っ

照明弄って、スッ、スゲー!!Σ(゚Д゚ )

オシャレな棚の上にはインスタントのお茶やコーヒー、引き出しにはルームサービスの案内(*゚O゚*)

あと、聖書も入ってた。


この空間、私だけだ!

家族の声や行動を気にする事も無い。

周りの誰かの行動を見ていなくても何も言われない。

外からも見られないし、近所の目を考えなくてもいいし。


スゲぇーー!

スっっっげぇぇぇーーーーーーっっっ!!!

(ノシ`>∀<)ノシ バンバンバンバン←ベッド叩いてる


大っ興奮です。

※何度も言いますがコロナは田舎者です


私の実家は古く、部屋があっても仕切りは襖やガラス戸。

テレビの声や話し声は家中にダダ漏れなんです。

もちろん、部屋で机に向かっていても、ノックなどなく襖をガガっと開けて入ってくるし、襖の隙間から光が漏れるので遅くまで起きてると「明るくて眠れない」とクレームがきます。

私が寝ている時も、祖母のイビキやトイレのドアの音で目が覚めます。


防音、オートロックのこの部屋に、私は浮かれに浮かれまくっていました。

コンビニでお菓子買ってきて、食べながらテレビ見て、好奇心で有料チャンネルが有料になる手前まで見て「ウッヒョー」とか言ってたり、パンイチで過ごしつつ、シャンプーやボデイーソープなどのアメニティを物色。

楽しい。

マジ楽しー♪

夕食はホテルの食事。

(゚д゚)ウマー


ユニットバスでシャワー浴びて、用意されてた歯ブラシで歯を磨いて、どんどん開放感が膨れ上がっていきました。


興奮しながら、目覚ましをセットし就寝。

んー、夜もとっても静か( ˇωˇ )


朝は朝で、ホテルの食事(゚д゚)ウマー

もうチェックアウトするのが勿体なくて勿体なくて(;ω;)


え、受験勉強?

こんな楽しいものが周りにあるのに?



とまあ、ホテルに泊まる度にこんな事やっていました。

次に行くホテルはどんな所だろう+(0゚・ω・) + wktk!!

これだけが楽しみで楽しみで。

だから、肝心の受験がどうだったのか……、忘れちゃった(´>∀<`)ゝ

当然ながらあまりいい出来では無かったでしょうが、次の受験で泊まるホテルが楽しみであんまり気になりませんでした。


結局、本命は落ち、滑り止め2箇所に合格。


一人暮らしをすれば、毎日1人で過ごせる。

はーやく来い来い卒業後♪♪


こんなに浮かれて受験をしていた訳ですが、受験で「力が発揮できなかった」「落ちた……」と肩を落とすクラスメイトには、掛ける言葉も見つからず胸が締まる思いがしました。

私がこんなわっふるわっふるしてる中で、本当に頑張って受験勉強をしてきた子達。

こんな事は言いたくないけど、根性論て何なんだろう?

高校2年からずっと睡眠時間削って受験に向けて頑張ったって、誰もが行きたい所に行ける訳じゃない。

頑張っていた人に根性が足りなかったとか、努力が足りなかったとか、そういう理論を向けるのは余りに失礼じゃないかと思う。

あと、運がなかった、縁が無かったというのも。

元気づける社交辞令かもしれませんが、それでその子の一生だって変わってしまうのに。

気の利いた言葉が思いつかなくて、私は何も出来なくて無力だなと感じた。



でも、なんだかんだでみんな受験シーズン終了。

私はホテルのあの開放感が忘れられず、絶対に一人暮らしをする決心をより固くしました。


明日も受験旅行の話に触れつつ書いてみようかなー(๑´ڡ`๑)