メタモルフォーゼ
温かい飲み物を作ろうと思ったら、ポットのお湯がぬるかった。
ヤカンでお湯を沸かして火を止め、ポットからお湯を注いでいた。
ふと我に返る。
昨日のブログから派生する話です。
私、イモムシ、毛虫等の内臓がそのまんま歩いてるような生き物が苦手です。
私の染色体にその情報が埋め込まれているのかも思う程に苦手です。
それに比べたら、世の嫌われ者の代名詞Gでさえ愛らしく感じる位です。
でもねー、田舎にいると結構遭遇するんだよねー……。
それはともかく、そのイモムシ様の不思議仕様には人間には遠く及ばない素晴らしいものだと思います。
関わりたくないけど。
イモムシからサナギになって、その中でグチャグチャになってから違う生き物になるって、それ大丈夫なのかよ、と。
人間てさ、変身するもの好きだよなー、と思うのです。
ある日突然、不思議なコンパクトやベルトや動物が現れて、変身できるようになるお話良くありますよね。
大人になったり、強くなったり、アイドルになったり、正義の味方になったり、魔法が使えたり、月に変わってお仕置したり、いろいろと。
夢見るようなお話が多いですが、イモムシ様達はそれを現実でやってしまうのですよ。
あの地を這う姿から、羽ばたく美しい蝶に変化。
それで、蝶は生まれ変わりとか成長とかの象徴になったりしますね。
イモムシ様の、この不思議仕様は本当に厨二心をくすぐります。
関わりたくないけど。
少しはイモムシ様を見直せないかと思ってこんな事を考えていますが、やっぱり現物を見るのは嫌だなぁ……。