ADDだけど寝る

アラフォーにして、ADDが判明。
よく気の利くキレイ好きなしっかり者の女性になりたかったけどなれなかった。
ADDな自分をふまえて、過去と今を考察してみる。

ちょい前のちょい怖な話

ヤセ子さん、目、開いてますよ?


ポチャ子さんも起きてますよね?




さて、私、今まであちこちに転々と住んでいましたが、現在実家に落ち着いております。

今年の梅雨の時期に戻って来ました。

その頃のお話から。


一緒に住んでいた猫2匹と一緒に田舎に越して、やっと慣れてきた頃。

いつも通り私は夜更かししながらベッドでスマホいじってました。


すると、部屋のドア前の廊下でポチャ子の走り回る音が。

その時、ヤセ子はお腹の上に、ポチャ子は部屋の外で家の探検をしていました。


何かオモチャ見つけて遊んでるんだろうな、と思っていましたが、遊び音は激しくなる一方。


あまりうるさいと母親が起きてしまうので、部屋に入れようとドアをゆっくり開けると……。



ドアの下に何か見えた。



一瞬だけなので、記憶が確かかどうかは分からないけど……。


大人の親指より一回り太い位の、ミミズみたいなのが激しくうねうねしてました。



Σ(||゚Д゚)んぐ(ぎぃやぁぁぁぁぁぉぁあぁぁぁぁあ!!!)


※()の中は心の声です。



今の何だ!?

でも、とにかく、すんげェ気持ち悪いの見えた!!


心臓バクバクしながら、1度ドアを閉めました。


私、この手の生き物が何より苦手です。

もぅマヂ無理。



ああ、出来たら今のは現実の生き物ではありませんように。

むしろお化けとか妖怪の類で、もう一度ドアを開けたら消えていますように。

いや、今のは私が頭おかしくなっただけで、ただの幻覚でありますように。


そんな事を必死で、そりゃもう必死で祈っていました。

ドアの前では、まだポチャ子が何かと遊んでる音がするけど。


呼吸を整えて、もう一度ゆっくりドアを開けると、今度はポチャ子が「んみゃあ〜」と可愛い顔を出してきました。


なになに?

今、お前は何と遊んでたの?


そんな気持ちは通じず。

しかも、今度はポチャ子が廊下のアチコチ見ながらにゃあにゃあ鳴き始める。


何かいるの?

もう怖いからマジ止めて下さいポチャ子様お願いします……( ;∀;)


そんな騒ぎに、とうとう母親が起きてやって来ました。

「もー、うるさくて寝られないよ、どうしたんだよ」


変わらずポチャ子はアチコチ見ながら、にゃあにゃあと鳴き続けてました。

見かねた母親が廊下の電気を点け、さらに懐中電灯で照らすも、何も無し。


で、どうなったかと言いますと。


これで終わりです。



それっきり。

その後ポチャ子は私の部屋に来て、いつも通り寝る。

廊下には何も発見できず。

今に至るまで何事もありません。


アレ、何だったんだろ?

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