思い返してみると……②
(あ、箱ティッシュが終わってたんだった。この時間だと薬局空いてないからコンビニ行こう)
⇒コンビニへ
(あれ、何買うんだっけ? そう言えば、お金おろさないと2000円しかないや)
(お、期間限定のお菓子出てる、買おう)
(このお菓子にはこのお酒が合うよね)
(じゃ、もう一品くらい買って晩酌しよー)
⇒家へ
(んー、やっぱり美味しい、至福の時間だわ)
(おっと、お酒がこぼれた、ティッシュティッシュ)
(あっ、ティッシュ無い。てか、さっきその為にコンビニ行ったんだった!)
(ま、いいや、とりあえずキッチンペーパーで代用)
(明日買って来よう。って、昨日も思ってた気がする)
(あ、それで昨日トイレットペーパーをティッシュ代わりに使ったから床に転がってるんだ)
(明日こそは買わなきゃ)
⇒以下ループ
昔、「片付けられない女たち」という本がありました。
ADHDについて書かれた本らしいですが、私は読んでいません。
「片付けられない」というのは、ADHDやADDの人にとって永遠の課題なのではないかと思います。
「片付けられない」というのは私にとって、誰にも知られたくないとても恥ずかしい事でした。
テレビを見ても、友達の話を聞いても、当然のように部屋を片付けている。
こんなのは私だけなんだ。
それでも、片付けるのはとても苦痛で、誰にも見られなければ、外に出る時にちゃんとしてれば大丈夫とどんどん先延ばしになり、最早手のつけ所が分からなくなってきます。
やらなきゃならない、でもできない。
散らかっている部屋、ベットの上でくしゃけしゃになっている衣類、あふれるゴミ箱、食べ終わった状態のままのお皿やお弁当の容器。
それでも精神的に落ち着いてる時や引っ越して間もない時は多少片付ける(でもその状態を維持できない)のですが、不安定な時は何も出来ないまま汚部屋となっていきます。
もうね、ゴミ達が私の精神状態そのもので、私もゴミのような人間で、生きててごめんなさい、人生違う人間でやり直したいと責め続けるわけですよ。
引越しを考えて業者に頼みたくても、その前に片付けないと何も出来ない。
でも片付けができない。
結果、高いお金払って便利屋にお願いしました。
2回ほど。
無駄金だと思いますか?
いいえ、私にとっては便利屋さんは神様のような方々に見えました。
それでも、私は人一倍掃除が苦手て、ただただダメ人間で、精神状態が不安定だったからだと思っていました。
ADHDとかADDとか、考えてもいませんでした。
ちなみに子供の頃は、綺麗好きなオカンが散らかった私の部屋をグイグイ片付けて、グイグイ洗濯していたので割と清潔な環境で暮らしていました。
なんでこの親から私みたいなのが産まれてきたんだろう、うわー、不思議ー(゜◇゜)
と、よく思います。
他の家事については、洗濯は下手ながらボチボチ、料理だけは好き(汚台所になるとやりませんが)
他のADHDやADDの方でもこの辺りは個性が出るみたいですね。
(*´∇`)ノ ではでは~